2014年9月。
かつて大学1年生の秋、ボランティアプラットフォーム(通称ぼらぷら)さんを通じて、カンボジアのトンレアップ村に教育ボランティアに行きました。
いや、教育ボランティアという名目で行きましたけど、学んだのは私の方です。笑
子どもたちはもちろん、そこに生きる人や動物、景色すべてに生命力が宿っていて、こんなに人間も自然も美しいんだなって感じました。
人間不信だった私。
もう本当に、人と話すの嫌い。
何かね、本来の自分だと受け入れてもらえないと思ってたから、色んなものを閉じ込めて過ごしていたのですが、そしたらいつの間にか人間が怖くて仕方がなくなっていました。
今は違いますよ。笑
でも、カンボジアに行った時も『他の人とうまくできるかな?』っていうのは心配だったなぁ。
10日間くらい『村』という閉ざされたところで、他の日本人の方々と一緒に過ごすとか…大丈夫かな?みたいな。
だけど結局はそんな心配より、『カンボジアの村という知らない世界を見ることへの好奇心』の方が勝ってしまいました。
貧困と呼ばれる彼らがどんな人で、どんな生活を送っているのか。この目で見たかったからです。
それで、実際行ってみたら…
子どもたちは全力で走る~じゃれあう~たたきあう~勉強する~…そして笑う。
大人の人もね、私は現地語わからなかったけど、とりあえず挨拶だけ覚えて「チョムリアップ スオ」って言ったらめちゃくちゃ笑顔で返してくれるの!
それでね、なんか知らないけど、何してても楽しそうなんです。解放されてる感じというか。。
もちろん、カンボジアでも学校でいじめっぽいのは目にしました(少し)。孤児院育ちの子もいた。ご飯食べてたら、でかい虫が落ちてきた。笑
だけど、みんな何かに追われて生きてる感じはしなかったんです。
毎日、今この瞬間を生きるってこういうことかなって思いました。
「これが幸せか」って。
なんか、カンボジアに行く前の私の心配事ってめっちゃ小さいな、みたいな。笑
幸せってなんだろう?
「村の人からしたらお金という豊かさが羨ましい…幸せと感じるのかもしれないな。。」とも思ったけど、違います。
少なくとも日本人の『私』にとっては、幸せとはお金がなくても感じれるものなんだと、そう思いました。
日本で色んなものを手にしているはずなのに、『もっともっと』って貪欲に生きることは心が窮屈になりかねないと感じたんです。
ちなみに、ぼらぷらさんのこちらのボランティア、もちろん今でも実施中なので、知らない方は要チェックです。
ボランティアプラットフォーム カンボジアの学校で日本語英語教育ボランティア
カンボジア以前にも色んな国や地域に足を運んでましたが、このボランティア経験が私の価値観や思考、人格に与えた影響は大きいと今でも感じています。
もし興味のある方は、迷ってないでGOしてくれたら嬉しいです。ぜひ行ってらっしゃい!