タイトルの通り。
8年前(2012年)私が訪れた『万里の長城』はゴミがそこら中に落ち、人間の排便までもが通路上にある“最悪の観光地”でした。
憧れの万里の長城が、実はゴミ山でした。
万里の長城と言えば、小学生のころから教科書に載っている超有名世界遺産。
「宇宙からでも万里の長城は見えるらしい」という話を聞いたこともあり、小学生のころから憧れていた場所でした。
(実際は宇宙から肉眼で確認するのは難しいとか…。しかし、見えたという宇宙飛行士さんもいるそう。)
富士山は遠くから見ると綺麗(=実際に行くとゴミがたくさん落ちてる)という言葉をよく聞きますが、まさか万里の長城も同じだとは。。。
小学生の時から、「人間がこんな大きくて長い建物を建てたなんて、昔の人はすごい!死ぬまでに絶対行くぞ!」と思い、やっとチャンスを得て訪れた場所でしたので、当日高校2年生の私は期待を大きく裏切られた気持ちでした。
城壁には硬い石で傷つけたような、落書きもたくさんありました。
1ブロックごとにぎっしり書かれているんです、残念ですね。
悪戦苦闘する、ゴミ拾いボランティア
何年か前に『イギリス人の方が万里の長城の清掃ボランティアを10年以上続けている』って記事を見ました。
ごみを拾えば拾うほど、捨てられる量も増えるという悪循環に悩まされているそうです。
観光客が「拾ってくれるんだったら、捨てていいんだ」って思っちゃうんですって。
よかったら下記の記事もお読みください。
Seachina「中国人のマナー問題、「万里の長城」の清掃員が語る悪夢」
exiteニュース「英国人が万里の長城のごみ拾いを11年間、「拾えば拾うほど増えていく」―中国」
現状が少しでも良くなっていることを祈るばかりです。
人が立ち入ると、どれだけ美しい自然や歴史的建造物も汚されていくのでしょうか。
みなさんはどう思いますか?